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デリケートゾーンのかゆみや、蒸れからくるニオイ。
これらは、身体に合わない、身体に優しくないショーツを選んでいるからかもしれません。
正しい選び方とは、一体?

本当にそのサイズですか?

日本人は、小さいサイズのショーツを選ぶ傾向にあります。
もちろん「かわいい」「きれい」・・・は「もしかしたら」の時のためかもしれませんし、女子力アップの源になっているかもしれません。

ですが・・・・たまに駅の階段やエスカレーターで見たことありませんか?
お尻が4つになっている人・・・

また、パンツルックで、せっかくきれいなラインをだせていても、「あ、下着のライン」ってわかってっしまう残念な人。

お尻は、自分では見えない場所なので、本当にどう見られているかは気になるところですよね。

小さすぎるショーツはヒップを広げてしまい、垂れ尻の原因。
ヒップが下りてくると、その分足も短く見えます。
また、小さいショーツでは、重力に負けお尻が4つに見える。

ウエストラインにも注意が必要ですね。
ゴムがきつすぎるものは、さりげない瞬間にボディラインが見えたとき、ちょっと情けない感じです。
また、そのゴムは黒ずみの原因になるので要注意。

正しい採寸

まずは正しい採寸。
あなたの本当の姿に向き合うことが大切です。
(きちんと計測すると、そこからの改善もよくわかります。)

1.ウェスト
腰の一番細い部分を計測します。
力をいれず、自然に息を吐いたときの数字を計測しておきます。

2.ヒップ
お尻の一番出っ張っている部分を、地面と並行に計ります。
ナナメに計ると、ぎょっとする数字なるので、ここは並行に、また、きつくしめずに計ります。

3.股上
ウエストラインからメジャーを真下に伸ばします。下側の手の指先で股間部分までを計測しておきます。

素材としては総レースのものがオススメですよ。
それでもやっぱり大きいショーツには抵抗があるという人には思い切ってTバッグショーツがオススメです。お尻の丸みをつぶさないので形を綺麗に出すことができますよね。

正しいサイズで購入

採寸通り、正しいサイズで購入します。

M,S等のサイズ選びは、採寸した数字のおおきな方に合わせます。
ウェストSでヒップMならMサイズを購入します。

また、商品や製造メーカーによっても、伸縮性、大きさや形はものによってかなり異なりますので、メーカ別の感覚を自分で覚えておくとよいです。

普段使いのものは、ヒップがきちんと覆われているものを選びます。
また、股上もきちんと深く、下腹部を冷やさないタイプを選択します。

美尻というのは、大きさではなく「形」。ふっくらした桃を目指しましょう。

勝負下着・・・
これは、もうワンサイズ上を購入しておきます。
理由は、自分で考えてみてください。

蒸れる下着は、悲劇のもと

ショーツの中は暑い季節だけでなく、一年を通して汗をかいたり蒸れたりします。
このお尻の蒸れ、放っておくと・・・・

1.ニオイの原因
2.カンジタ菌の繁殖
3.お尻ニキビの原因(アクネ菌の温床)

蒸れて汗ばんだお尻は、気づかないうちにお肌の表皮にダメージを与え、放っておくと「かゆい」「赤みのある炎症やボツボツができてしまった」なんてことになります。

蒸れる原因は、サイズの違いや、素材にあります。

基本的にインナーショーツの役割は

吸収・吸湿:
汗や皮脂・老廃物は、身体を冷やしたり、ムレ・悪臭・ニキビなどの原因になることもあります。肌着はこれらを吸い取り、身体を清潔に保ちます。

体温調整:
寒い時期には体温を外に逃がしにくくし、暖かさを。暑い時期には、汗や皮脂を吸収して、涼しく快適に保ちます。

毎日体につけているショーツは、「蒸れない・締めない・乾燥しない」がベスト

やはり天然素材がベスト

化学繊維を用いた下着は、見た目はよいのですが、透湿性、吸湿性がすくないため、避けたほうがいいでしょう。
ちょっとした動きでも蒸れが生じ、湿った空気がショーツの中にこもります。

また、化学繊維は皮膚との摩擦をおこしやすく、これも「かゆみ」の原因、さらに「乾燥」の原因にもなります。
特に、綿100の下着は、通気性も優れ、汗や湿気を逃がし、適度な湿度をためこむ機能があり、お薦めです。

また、綿素材でかぶれることはありませんので、お尻の強い味方になります。

綿素材で、鼠けい部や腰周りにゴムを使わないタイプがベスト

ちなみにお手入れ方法

下着は洗濯機で洗ったら30回、手洗いなら100回が使用回数の目安。

1.アルカリイオン水(希釈)で、タンパク汚れを分解、殺菌。
2.ぬるまにナチュラル洗剤を少々でもみ洗い
3.両手できゅっと絞って(絞りすぎない)乾かします。

そのまま洗濯・・・でもいいけれど、漂白剤などはいれないようにします。

汚れが気になるなら布製のおりものシート(ライナー)

もあります。