デリケートゾーン(陰部)の黒ずみを、皮膚科で治す方法

皮膚科といっても、通常の皮膚科ではなく、デリケートゾーンの黒ずみをとるのは、「美容皮膚科」という範囲になります。美容皮膚科は病気を治すということではなく、お客様の立場にたって一番良い方法で「もっと美しくなるためにはどうするか」を一緒に考えてくれる場所になります。

美容整形外科と違うのは「手術(オペ)を行うかどうか」という部分です。

黒ずみ対策、黒ずみ治療では「切る」ということはしませんので、美容皮膚科が専門になります(一部施術を除く)

デリケートゾーンの黒ずみ治療では、大きくわけて5つになります。

1.美白クリームの処方
2.ケミカルピーリング
3.肌メラニンを減らしていく、レーザートーニング
4.内部から黒ずみを取り、尿漏れ治療や、引き締めも同時にできる、インティマレーザー
5.小陰唇、大陰唇の肥大や片側肥大などを含め、手術で治す方法(美容整形になります)

美白クリームの処方

◎ハイドロキノン
ハイドロキノンは美白成分がビタミンCやプラセンタの100倍とも言われる薬です。メラニンで濃くなってしまった部分の、メラニン数を減少させ、色素自体を薄くする効果メラニンの生成を抑える効果があります。次のトレチノインと一緒に使うことで、浸透力が高まります。

◎トレチノイン
ビタミンA誘導体であるトレチノインは、ビタミンAの約50倍の効果。ピーリング効果メラニンを排出する効果があります。また、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成促進効果がり、肌ツヤを取り戻すこと効果も期待出来ます。

ただし、トレチノインについては、ピーリング効果があることから、Iゾーン中心の性器部分への使用は控えるべきです。ですから、粘膜部分に触れない場所(Vライン両脇など付け根部分)を中心に使用した方がよい薬品です。

クリームの処方だけで、美容皮膚科に行くのはちょっと・・・というなら、まずは専用市販クリームを試してみてはいかがでしょうか?上記と成分と同様に美白効果のある「トラネキサムサン」が主成分で、よく売れている商品です。

28日間の金額返金保障もついていて、お試し感覚で使うにはいいですね。
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*ハイドロキノン配合の美白化粧品もありますが、高濃度の4%入りについては、Vゾーン、Iゾーンへの使用は絶対にやめておきましょう。思わぬトラブルの原因となります。

ケミカルピーリング

これも黒ずみを薄くする方法としては有名です。
ピーリングをすると、皮膚の新陳代謝がっ促進され、くすみ・ざらつきが改善されます。
ただし、VIOゾーンのピーリングをやっているところが、あまり見当たらないようなので、近隣で考えている場合は、実績などもよく聞いておくとよいです。

ネット検索では、下記医院が専門でやっていました。
なおえビューティークリニック http://www.naoe-clinic.net/menu/lady/kuro/

女性器まわり・大陰唇
1回料金 40,000円
5回料金 150,000円
10回料金 270,000円

肌メラニンを減らしていく、レーザートーニング

レーザートーニングで使用する「メドライトC6」は、患部に対して非常に弱いパワーで平らに照射ができる特殊なレーザーなので、強弱の差がなく、均一にムラなくエネルギーを届けることができ、余計な刺激を与えることなく蓄積したメラニンを少しづつ減らしていくことで黒ずみを治療していきます。
http://www.noel-clinic.com/guide/pigmentation.html

メラニンを刺激することなく、ソフトなレーザーを照射することで、黒ずみが改善されていきます。
ターンオーバーの乱れによる黒ずみにも効果的です。
http://www.osame-skinclinic.com/skincare/delicatezone_care/

黒ずみ部分の色素だけを少しずつ減少させていくレーザートーニングがあります。痛みはパチパチとはじく程度の痛みです。
2週間に1回ペースで、1クール6回の64,800円です。(黒ずみ具合により2クールが必要な時もございます。)
川崎中央クリニック

内部から黒ずみを取り、尿漏れ治療や、引き締めも同時にできる、インティマレーザー

インティマレーザーはデリケートゾーンの内部から治療を行う方法。大陰唇や小陰唇の黒ずみ除去に効果的なレーザー治療です。

intelima



料金的には、回数にもよりますが、1回10万円程度です。

小陰唇、大陰唇の肥大や片側肥大などを含め、手術で治す方法

こちらは、美容整形手術です。
状況状態によって変わりますが、小陰唇部分の切除・縫合によって、同時に黒ずみも除去します。